2012年8月19日日曜日

尖閣の不逞シナ人の上陸はミンスとシナ政府の出来レース

東アジア黙示録ブログより転載

尖閣に不逞シナ人“ご案内”…素顔晒すテロ支援政権
<< 作成日時 : 2012/08/17 03:35
灯台破壊を目標に尖閣に直進した侵犯船。海保はみすみす取り逃がし、上陸を許した。そして旗を立てるシナ人を眺める警官隊…官邸ぐるみで行ったのはテロリスト支援だった。
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「ふざけるなよ」

シナ人尖閣上陸の一報を聞いた石垣市の中山市長は、そう悔しそうに呟いた。多くの日本人が同じ感想を抱いたに違いない。まさかの事態である。

数年間、度々シナ人の抗議船は尖閣上陸を宣言してきたが、出港すら出来ずに終わることが多かった。だが、今回は連中の大言通りに正面突破された…しかも8月15日だ。屈辱以外の何ものでもない。
▼EEZ内を航行するシナ侵犯船(11管本部)
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「止められない」

霞が関の海上保安庁に11管本部から連絡が入ったのは、15日午後5時20分過ぎだった。間もなく、抗議船が魚釣島の岩場に突入。7人が海に飛び込み、不法上陸が決行された。

「まさか突っ込んでくるとは…」

シナ人集団の上陸を受けて海上保安庁幹部は、そう感想を漏らしたという。このコメントが言葉通りであれば、海保の大失態であり、辺境防衛の完全破綻である。
▼曳航される侵犯船8月16日(読売)
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今回のケースは、態勢を整える時間が十二分にあった。抗議船の出港したのは、台湾国北部でも福建省でもなく、最も遠い香港。48時間以上の時間的な余裕が与えられていた。

加えて侵犯船事件以降、尖閣海域の警備は強化され、高度な訓練も施されてきた。様々な局面に対処できるのだ。それが、たった一隻の老朽漁船に突破されてしまったのである。
▼魚釣島沿岸で巡視船6隻が包囲(ANN)
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果たして11管は無能の集まりなのか…違うだろう。牙を抜き去ったのは首相官邸だ。野田政権の屈中姿勢が招いた異様な“上陸劇”である。

【中共の要求丸呑みで取り逃がす】

不逞シナ人集団の乗る抗議船が尖閣周辺の接続水域に侵入したのは、午後2時21分。この瞬間から海保巡視船による阻止行動がスタートする。警告に従わない場合は、強行接舷に踏み切るのが基本だ。

巡視船が単体で追尾し、乗組員が該船に飛び移るのはリスクが大きい。定石は、複数の巡視船で挟み込み、進路を完全に塞ぎ、停止させてから該船に乗り込む。
▼上陸後に侵犯船を挟みむ8月15日(読売)
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実際に、シナ人の上陸が決行された後、海保巡視船2隻が「啓豊二號」を挟み込んでいる。ところが、上陸前にはこの強硬手段に敢えて出なかったのである。

海保の発表によれば、「啓豊二號」の進路に割り込んで航行阻止を試みたのは、午後3時20分。接続水域に侵入してから実に1時間が経過していた。領海は目前だ。
▼「啓豊二號」の進路(産経)
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しかも「啓豊二號」は巡視船を巻くようにジグザグ航行を繰り返したのではなく、東に直進して魚釣島を目指したという。ボロ漁船のスピードに巡視船が劣ることは有りない。

並走する巡視船が敢えて挟み込みによる強行接舷を行わなかったことは明らかだ。もちろん現場の判断ではなく、官邸からの指示による。そこで暗示的なのが、中共側が絶妙なタイミングで公表した談話だ。
▼強行接舷はナゼか巡視船1隻8月15日(ANN)
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「日本が中国人とその財産の安全を脅かすことのないよう求める」

「啓豊二號」が接続水域に入ってから中共外交部が出した要求である。財産とは抗議船の船体・装具を示す。即ち、航行中の強行接舷で傷を付けるなと命じたのだ。
▼侵犯船の華々しい出港8月12日(ロイター)
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野田政権は、素直に従った。余りにも愚かしい。ちなみに「啓豊二號」は元から強行接舷に備え、大量の古タイヤを舷側に据え付けている。これは5年以上前から変わらないスタイルなのだ。
▼香港を出港する「啓豊二號」(2006年10月)
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海保の精鋭たちは何の為に海上で厳しい訓練を積んできたのか。巡視船は、この緊迫した局面で水先案内人の役割を負わされたのだ。彼らの無念を思うと実にやるせない。

そして、不逞シナ人が魚釣島に不法上陸した後の対処にも大きな疑問が付きまとう。

【警官隊は旗を立てるまで待った】

「啓豊二號」の接続水域到達が目前に迫った午後2時から沖縄県警と入国管理局・海保の職員ら約30人が相次いで魚釣島に入った。シナ人の上陸を前提にしているようにも見えるが、妥当な措置だ。

問題は不法上陸した現行犯への対応である。尖閣上空を旋回中の報道カメラが、異様な状況をキャッチしていた。まず、不逞シナ人が上陸した瞬間、磯辺に並び立つ警察官の姿が映っている。
▼上陸したシナ人を待ち構える警官隊(ANN)
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海を背後にしたシナ人に逃げ場はない。完全に包囲された状態だ。しかし、五星紅旗を抱えたシナ人が軽々と警官の隊列を突破。1人は岩場を駆け抜け、奥に侵入している。
▼警官隊を突破したシナ人8月15日(ANN)
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不法上陸した7人に対し、20数人という警官隊の規模は決して少なくない。即座に対処できる陣容である。その中、AP通信が配信した写真は、衝撃的だった。
▼上陸した5人と警官隊8月15日(AP通信)
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詳しい時間は不明だが、上陸直後である。警察官が取り押さえているように見えるのは僅か2人で、旗・幟を持った3人は野放しに近い状態。不可解極まりない。もはや怪奇写真のレベルだ。

相手は不法上陸した現行犯である。迅速に対象を無力化するのが常識。この時点ではシナ人が凶器を隠し持っている可能性もある。遠巻きに眺めたり、記録を取ったりしている場合ではない。



空撮映像は編集点・カット部分が多く、全体像が掴み切れない。それでも映像と画像見る限り、海保・沖縄県警サイドが「シナ人が上陸して旗を立てるまで」を容認していた疑いは濃厚だ。
▼相次いで上陸する不逞シナ人(読売)
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首相官邸が対処シナリオを描いていたことは間違いない。「まさか」という海保幹部の発言も虚しく聞こえる。野田佳彦は、型通りにスピード解決を図るだろう。

【灯台破壊宣言のテロリストを放免】

逮捕から一夜、既存メディアは「17日中の強制送還」を一斉に伝えた。沖縄県警と海保は、那覇地検に送検せず、入管当局に不逞シナ人を引き渡す方針を固めたという。もちろん政治判断だ。

早期の強制送還という処理は、15日の段階から半ば表面化していた。一部メディアは平成16年の小泉政権下でのケースを紹介し、適切な決着であるかのように報じている。
▼「シナリオに則り早期解放」(NNN)
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強制送還は、野田政権と中共サイドが共に望む決着スタイルだろう。日支間で事前調整があったかのような流れだ。だが、そうしたシナリオに些細な所から狂いが生じた。

「我々はレンガなどを投げて応戦した」
▼中共宣伝機関の中継リポート(ANN)
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「啓豊二號」に乗り込み、犯罪行為に加わった香港フェニック・テレビの記者は、そう実況した。明白な公務執行妨害だ。強制送還措置は入管難民法違反以外の容疑がないことが条件である。

この実況リポートの内容に関して海保は16日、事実関係を認めた。シナ人はレンガやボルトのようなものを投げて抵抗したというのだ。しかし同時に、当たらなかったから罪に問えないと説明している。
▼移送されるシナ人犯罪者8月16日(ロイター)
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苦し過ぎる弁明だ。日本人が警察官に向かってレンガを投げ付ければ公務執行妨害容疑で即座に逮捕される。当たる当たらないは無関係。一般人に対し同様の行為を行えば傷害未遂に該当する。

その時、現場で何が起きていたのか…またしても民主党政権による隠蔽で国民には真実が隠されている。2年前の侵犯船事件で海保は画像2枚を公開したが、今回はEEZ内に入った時点の写真だけで緊迫度はゼロだ。
▼接続水域に近付く「啓豊二號」(11管本部)
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野党は海保映像の公開を要求しているが、すでに時間は限られている。シナ人の移送後では、野田政権の汚点・追及テーマとして残る以外に意味をなさない。

そして問題は巡視船への攻撃だけに留まらない。不逞シナ人は、島への上陸を目指していただけではなく、島内にある灯台の破壊を目的の一つに掲げていた。ずばり、テロ行為だ。
▼移送中に喚く支那人テロリスト(時事)
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首相官邸は、不法侵入したテロリストを実質無罪で解き放とうとしている。野田政権とは、前代未聞・言語同断のテロ支援政権である。


出来レース。
なるほど・・・そんなり受け入れられる。

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