尖閣訪問“十烈士”の決意…同行拒んだ反日メディア
<< 作成日時 : 2012/08/21 02:18
電撃的に魚釣島を訪問した10人の日本人有志。同行して迫力ある映像を捉えたのは外国の通信社だった。一方で、反日メディアは意図的に尖閣から距離を置いた。 「自分の信念に従って上陸しました。日本政府は、尖閣が自国の領土であることを行動として取ってこなかった。それを志ある日本人がやることは当たり前の話です」 魚釣島を訪問した後、8月19日午後4時過ぎに石垣島に戻った荒川区の小坂英二区議は、メディアの質問に対して堂々と受け答えた。反中共系デモで馴染み深い小坂区議がNHKに登場するのは痛快だ。 ▼取材に応じる小坂区議8月19日(NHK) 大東亜戦争末期に起きた疎開船「千早丸」襲撃・遭難の悲劇。洋上慰霊祭は8月19日早朝から行われた。乗船した普天満宮の権禰宜が執り行う厳粛なものである。 ▼魚釣島沿岸に到着した慰霊船団(AFP) その後、相次いで10人が海に飛び込み、魚釣島の土を踏んだのは、午前7時40分過ぎだった。小坂区議は作業着にライフジャケットをまとい、岩場まで泳いだ。突発的な訪問について、小坂区議はこう語る。 「過去の慰霊祭では約束通り上陸はしなかったが、もう限界、堪忍袋の緒が切れた」 ▼同じ船にはイリハム氏の姿も8月18日(AFP) 限界とは、シナ人不法上陸をめぐる政府の対応に関してだった。不逞シナ人へのカウンター・アクションであるよりも、屈中姿勢の政府へのデモンストレーションの意味合いが濃かったようだ。 ▼石碑前で合掌する訪問メンバー(ロイター) 小坂区議は手持ちの日の丸を岩場に掲げるなど2時間ほど滞在。他の上陸メンバーと共に読経をあげたという。島で慰霊を行いたいとの思いは果たされた。 【尖閣史に刻まれた集団訪問】 この日、魚釣島を訪ねたのは小坂区議のほか、茨城・取手市の小嶋吉浩市議や鈴木章浩都議ら5人と地方議員と水島総幹事長ら「頑張れ日本」のメンバー5人。この中で先陣を切ったのが水島幹事長だった。 「これから上陸します。魚釣島の船着き場付近に突っ込みます」 ▼海中に入る水島幹事長(AFP) そう宣言すると水島幹事長は「第一桜丸」から海に飛び込んだ。魚釣島の岩場まで距離は10㍍以上。命綱は付けているが、ライフジャケットはない。波は荒く、岩礁で激しく砕けている。 ▼ロープを用い相次ぎ上陸(ロイター) 「頑張れ日本」は侵犯船事件以降、「第一桜丸」を中心に尖閣周辺での集団漁業活動を行っているが、メンバーが島を訪問するのは初めてだ。水島幹事長は19日夜の会見を含め、中心的な役割を担っていた。 ▼会見する訪問メンバー8月19日(共同) 「あえて上陸することで日本人の志を示したと思っています。日本は尖閣を中国の手に渡してはならないという心意気を、全国に発信できたら成功と言える」 小嶋吉浩市議は会見でそう語った。この席で水島幹事長が、どのような発言をしたのか既存メディアは伝えていないが、主張に食い違いはないだろう。尖閣を守るという意志で貫かれた行動だ。 ▼会見する小嶋市議8月19日(ANN) 会見では尖閣対応をめぐる政府批判など憂国発言が噴出した模様だが、詳細な内容を伝えた報道機関はなかった。帰国した不法侵入シナ人の暴言を垂れ流す編集方針とは実に対照的である。 第一報の時点からメディアは意図的に、訪問した10烈士が軽犯罪法違反容疑に問われる可能性をクローズアップしていた。沖縄県警は20日夕方になって「立件見送り」を明らかにしたが、当然の処置だ。 ▼八重山署前の共同取材8月20日(ロイター) 過去16回、尖閣を訪問した石垣市の仲間均市議は13回も書類送検されている。船舶安全法違反といった別件で罪に問われたのだが、それが異常だった。 2年前の侵犯船事件以降、仲間市議が冤罪でペナルティを受けることはなくなった。不逞シナ人を無罪放免にする一方、自国民を断罪すれば、世論は沸騰する。尖閣を取り巻く状況は変わっているのだ。 ▼灯台附近の丘を登る訪問者(ロイター) そうした変化に気付きながら抗っているのが、反日メディアである。今回の10烈士の行動は、改めてメディアの異常性を浮き彫りにした。 【同行取材で最接近は外国通信社】 シナ人の不法上陸劇では、香港・フェニックスTVのクルーが乗船した。通常の同行取材とは異なり、ご丁寧に公務執行妨害の証拠映像まで公開するファナティックな中継リポートだった。 それに対し、今回の大規模な洋上慰霊祭に日本のメディアが同行するのか否か、注目された。現段階では判別不能の部分もあるが、ほぼ予想通りとも意外な結果とも言える。 ▼岩場で日の丸振る訪問者8月19日(NHK) 総勢20隻を超す慰霊船団に同行し、映像を公開したのは、共同通信とNHK、日経新聞だった。これが意外な点だ。熱意とは無関係で資料として残す必要性に迫られただけの可能性も捨て切れない。 同行取材で最も迫力ある映像を捉えたのは、フランスのAFP通信。アントニー・バウザー記者は、水島幹事長の乗る漁船に乗船、海に飛び込む瞬間もキャッチした他、事前インタビューも記事化している。 参考:AFP8月19日『尖閣・魚釣島に日本人10人ほどが上陸』 民放各局は壊滅的だ。船舶からの映像を使っているのはANNだけで、他の系列は空撮のみ。沖縄に系列局を持たないNNNなどは、AFPの映像をクレジット付きで使用する始末だった。 民放は各局とも沖縄系列局の取材力が強くないが、同じ日に起きたシナ国内の官製デモには、内陸部の奥地まで記者を派遣しているケースもあった。バランスを欠いた取材姿勢が透けて見える。 ▼成都でリポートするTBS記者8月19日(JNN) 更に新聞報道を調べると、スタンスの問題では済まない疑惑が浮上する。慰霊船団同行がハッキリしているのは産経新聞と日経新聞。20付け産経新聞の1面トップ写真には撮影者の名前も刻まれていた。 予想通りだったのは、朝日新聞と毎日新聞だ。 【正念場迎えた反日メディア】 「公務執行妨害にあたるような抵抗はなく、妥当な措置だ」 朝日新聞は17日付の社説で不法シナ人の強制送還を評価。実行犯側の自供や海保側の証言があるにも係わらず、巡視船へのコンクリ片投擲を公務執行妨害に該当せずと断言した。 その一方で、日本人有志による慰霊訪問については “市民”の声を取り上げて「地元に困惑が広がった」などと間接的に批判。取材は、社機からの空撮のみで、海面から水平方向に撮影した画像はない。 ▼社機による空撮19日午後(朝日) 一方の毎日新聞も、同行取材は行わず、ロイターの画像を堂々と転載。そして何故かJNNと同じく、官製デモの取材に成都に取材班を派遣…奇妙すぎる偶然の一致だ。 ▼独自取材した成都の官製デモ8月19日(毎日) 朝日と毎日の報道姿勢はまるで示し合わせたかのようである。シナ人が不法侵入した8月15日から、尖閣諸島はホットスポットと化した。慰霊船団の尖閣訪問は取材対象としてバリューが高い。 とりわけ、お盆の1週間は、省庁の休みで「発表もの」がなくなり、ニュース項目を埋めるのも四苦八苦の状態。報道機関では“夏枯れ”と呼ばれる時期に当たる。 ▼毎日新聞の掲載写真(ロイター) その中、敢えて朝日と毎日は取材班を整えなかった。尖閣をめぐる日本人の積極的な活動を矮小化させただけではない。重要なのは「同行しなかった」という事実を中共に向けて発信したことなのだ。 中共シンパに定期的に求められる「表態=態度表明」である。これは中共が指示するのではなく、シンパが媚び諂うものだ。かつて仙谷由人が、うっかり口走った「柳腰」に相通じる。 ▼魚釣島に泳いで渡った烈士8月19日(ロイター) こうした中共シンパは、日支間で懸案が持ち上がると「大局を見据えた冷静な対応」を日本側にだけ要求する。「大局」の正体はいつまでも不明で、実際は「リアクションするな」と言っているに等しい。 その末に危機的状況が立ち現れたことを直視しなければならない。果たして反日メディアは、今後も安全保障問題で中共独裁政権を支持する姿勢を貫き通すのか…いきなり正念場がやってきた。 ▼戦没者を追悼する訪問メンバー(ロイター) 竹島・尖閣の“同時発火”。歴史認識が巧妙に味付けされた国防問題で、これ以上一線を譲り続けるのは難しい。今、波状攻撃を受けているのは、反日メディアだ。 |
おはようござりますw。
返信削除ねずみ男の天皇陛下に対する発言が国民の怒りに火をつけてしまったですねw。
毎月、氏神様にお参りはしないが、初詣では欠かさない。そんな大多数の日本人は、「天皇家は神々の子孫である。」との認識を深層意識に持っているのでしょう。それを引き出させたのが、
ねずみ男ですw。国民のすさまじいまでの反発に特亜もミンスもマスゴミもびっくり仰天。
右往左往の毎日ですw。「春は近い、足音は近い」ですw。
今朝、博士のひとりごと-2を拝見した処
返信削除野田首相の「枯れすすき」とのタイトルで
「さみしさに負けた、いいえ特亜に負けた」のサブタイトル発見。
http://torakagenotes.blog91.fc2.com/blog-entry-1084.html
あれっ? これはお兄さんブログのスタイルの一つなんじゃ内科医?
「鼻から牛乳」シリーズでんがな。
出来たら動画も掲示してほしかったっすw。
■さくらと一郎 「昭和枯れすゝき」
http://www.youtube.com/watch?v=y0r3Chud5Fc
お兄さんブログの影響を、もろに受けてるような気がしてうれしかったですw。
特亜に負けた…♪あぁ~負けたドジョウノブタ。
返信削除ホンマにそうですね。
おにいはん残暑厳しいです。