2011年12月9日金曜日

朝から気分のいい話

島田洋一氏のブログから


党の大統領候補指名争いで現在トップに立つニュート・ギングリッチ元下院議長が、当選の暁には、ジョン・ボルトン元国連大使を国務長官に指名すると明言したという。
今後の選挙戦の中で、ギングリッチ大統領、ボルトン国務長官の可能性が取り沙汰されるだけでも、北朝鮮中国共産党へのプレッシャーになると思う。朝から気分のよいニュースに接したので、下に引いておく。もっともボルトン自身は、どの共和党候補を支持するか、まだ明らかにしていない。
なお、ボルトンに近い、ワシントンの知人の話では、ギングリッチに限らず共和党大統領が誕生すれば、党内保守ハードライナーの支持固めのためボルトン起用、という展開は充分あるが、その場合、上院の承認が必要な国務長官ではなく(100人の上院議員中、60人以上の賛成がないと、審査を打ち切って投票に入れない)、国家安全保障担当補佐官ではないかとのことだ。
いずれにせよ希望的観測が入った話だと思うが、こういう話は楽しい。



期待したいイイですね。


そしてyohkan様の記事もご覧ください。

昨日、ハワイで真珠湾攻撃70周年の式典が行われた。ニュースでご覧になった方も多いと思うが、真珠湾を望む公園で約5000人の参加者が集まり、犠牲者を悼み黙祷を捧げた。中心に座っていたのは高齢の元軍人たちだ。真珠湾をじっと眺め、背筋を伸ばして星条旗に敬礼し、戦友たちに思いを馳せる老人たち。彼らの皺くちゃになった顔がとても素敵だった。





さて、今回の式典を見て気付いたのは、わが国を非難する調子が皆無だったことだ。かって50周年の式典やその報道には、幾分か日本の奇襲攻撃をなじる調子があった。さすがにわが国を批判するスピーチは記憶にないが、ニュースには凄まじい爆撃シーンやルーズベルト大統領の演説が必ず含まれていた。どこかに日本が悪かったと云うニュアンスがあった。

ところが今回はそんなニュアンスがどこにも見当たらない。粛々と行われた追悼式には、奇襲攻撃と云う言葉も出てこなかった。日本にすら殆ど言及しない。わが国について語ったのはトモダチ作戦のエピソードを紹介した海軍幹部くらいだ。同盟国に対する大変な気遣いだ。

第二次大戦世代はその殆どが鬼籍に入った。日米で戦争をしたことすら知らない世代も増えている。先進的なゲームやライフスタイルを生み出すあの日本相手に勝てたのかと、仰天する子供達もいるそうだ。アメリカ人にとって対日戦争は遠い昔の出来事だ。歴史のひとコマに過ぎない。

アメリカ人の多くはとても日本が好きだ。率直に友情みたいな感情を抱いている人が多い。太平洋を挟んではいるが、とても近くて重要なパートナーだと思っている。日米が死闘が繰り広げたのは史実だが、正面からぶつかり堂々と戦い合ったからこそ、真の友情を感じる仲になれたのではないか。

世界には、嘘ばかりついて虚構の歴史をでっち上げ、日本を誹謗中傷し、理不尽な謝罪や補償を求める国々もある。真のトモダチにして同盟国のアメリカをわが国は大切にすべきだ。日米が仲違いでもすれば、喜ぶのはこうした連中なのだ。


喜ばせてはいけない国が近隣にあります。
くわばらくわばら・・・。

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